メカセラ・テクノロジーは塩素水溶液と特殊セラミックスを接触させ、触媒反応で元々塩素が持つている「酸化分解力」を最大限引き出し利用する技術です
特徴 & 効果
◉ グリストラップから発生する悪臭を脱臭
◉ 汚泥削減(50~70%)➡ 清掃費用削減
◉ 雑菌繁殖を抑える為、衛生的な水質を保つ
◉ 掃除・メンテナンスの手間が省けて経済的
◉ 油分による配管の詰まり等を抑制
◉ 安価な固形塩素を使用し経費節約
◉ 取扱いが簡単。安全
◉ 固形塩素の消費量を簡単チェックできます
写真左、奥の開放マンホールDに厨房排水が流れ込む。
メカセラ装置HES-MBを設置以来約4年後
厨房グリストラップ(メカセラ装置・設置当日)
設置3日後
~~~ メカセラ水による植物性油脂(不飽和脂肪酸)の分解メカニズム ~~~
食品工場や厨房等で使用される植物性油脂の多くは、不飽和脂肪酸を主成分としています。次亜塩素酸ナトリウム(または固形塩素)と水がメカセラボール(触媒セラミックス)に接触し、生成されたメカセラ水の強力な油脂分解メカニズムは以下の通りです。
次亜塩素酸ナトリウム水溶液は、メカセラの触媒反応によって加水分解され、次亜塩素酸を生成します。
NaClO + H₂O → NaOH + HClO
(次亜塩素酸ナトリウム + 水 → 苛性ソーダ + 次亜塩素酸)
更に反応が進むと、次亜塩素酸から極めて強力な酸化作用を持つ「発生期の酸素」が生じます。
HClO → HCl +[O]
(次亜塩素酸 → 塩酸 + 発生期の酸素)
油脂(トリグリセリド)は、水と反応して加水分解を起こし、脂肪酸とグリセリンに分解されます。
油脂 + 3H₂O → 3R-COOH + C₃H₅OH₃
(油脂 + 水 → 脂肪酸 + グリセリン)
ここで生成されるグリセリンは代表的な3価アルコールであり、水に溶けやすい(水溶性)性質を持っています。
分解された脂肪酸は、そのままでは水に溶けません(不溶性)。しかし、植物性油脂に多く含まれる「不飽和脂肪酸」は分子内に二重結合を持っており、酸化に弱いという特徴があります。
ここに、先ほど生成された強力な [O](発生期の酸素)が作用し、二重結合部分が酸化・開裂されます。
通常の状態では、脂肪(油脂)と水は反発し合い分離して存在します。しかし、上記の「メカセラ水」による連鎖的な触媒反応・酸化分解反応により、本来水に不溶な油脂が水溶性の低分子化合物へと変化します。
その結果、油脂は水に溶け込む形で分解され、配管の詰まりや悪臭の原因となるスカムとして存在しなくなります。